夏越しのためのスカビオサの管理
害虫のつきにくい植物シリーズでも紹介しているスカビオサ。別名、松虫草です。
スカビオサと一口に言っても様々な品種がありますが、アンの庭では真っ白でモフモフな可愛い花を咲かせてくれるスカビオサ‘スノーメイデン’を育てています。
花付きが良く、害虫も付かず、四季咲きのお花。初夏から長期に渡りずっと咲いていてくれました。
草丈も高く130cmくらいまで伸び、大きな存在感を示してくれました。
そんなスカビオサ。懸念点は、高温多湿に弱い事です。夏越し出来るかどうかが勝負です。‘スノーメイデン’はアトロプルプレア種で本来耐寒性一年草として扱われています。
そこで、夏越しの為に私が注意したことは大きく二点あります。
1.植え付け場所
2.体力温存
植え付け場所
まずは、植え付け場所ですが、日当たり良くかつ風通しの良い場所を選びました。だからと言って、がんがんに日光が当たる場所も良くなさそう……ということで、成長中のユーカリポポラスの近く、やや半日蔭の場所に植え付けました。
ポポラスの生育もとてもよかったので、暑くなるにつれてどんどん伸びていくポポラスが良い感じで木陰になってくれました。
体力温存
夏を越して秋も咲いてほしい為に体力温存に気をつけました。具体的には、花後と夏場の切り戻しです。
花後はこのように茶色くなります。種ができて株が弱らないようこまめに花茎をカットしました。
一通り夏場の花を楽しんだら、短めにばっさりカット。ここから無事に夏を越し、成長してまた花を見せてくれることを願います。
それから厳しい残暑にも耐え、成長し、10月に再び花を咲かせてくれました。
満開までの道のりもかわいい。どうやら夏は越してくれたようです。
今のところ、初夏の頃と比べると花数は少ないですが、ちゃんと蕾はあがっています。大きく茂ったポポラスの下で秋の風にゆらゆら揺れいる姿はまさに癒し。
今後は、種まきで増やしたいところですが、そのまま冬越しをさせて来年も咲くか観察してみようかなと思います。
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