万能?シナモンの魅力
アンの庭では、これまでニームなどの有機資材で害虫忌避に努めてきました。
中には、非常に効果の見られたものもあり、順調に害虫の出現が減っています。

その後も、手に入りやすく人や環境にやさしい害虫避けを日々調べていたのですが、どうやらシナモンやクローブなどのスパイス系が、虫除けに効果的だという情報を耳にしました。
シナモンの幅広い効果
これらのスパイスを用いた雑貨を普段から私の母が手作りしているのですが、そんな母が何気なく言った「防虫効果」という言葉が事のきっかけでした。
調べてみると、中でもシナモンは植物系害虫に良く効くようです。
他にも、アリやダンゴムシ、ハエやゴキブリなどにも効果があるとか。
シナモン自体は食用でもありますし、健康な体づくりにも役立ちます。
この香りが好みなら尚の事魅力的!
ただ一番の問題は、
庭に撒いても良いのか?植物に悪影響はないのか?
というところですよね。
調べてみると、一応そこは問題ないようです。
むしろ、シナモンが持つ殺菌作用が高い効果を発揮し、植物の植わっている土に撒いたり発根促進剤として挿し木の時につけると強くなるとか。
なんと万能!
試してみる価値はありそうです。
アリ忌避
どうやら、カシアシナモンが香りが強く、高い効果が得られるそうなので買ってみました。

カシアシナモン
一口にシナモンと言っても、パウダーやスティックがありますが、まずは小瓶のパウダーで試してみたいと思います。
でも、いきなり土に振りかけるのは勇気が要りました。
そこで、ちょうどレンガのアプローチにアリの大群がいてぎょっとしたので、振りかけてみました。
アリたちが密集しているところにパウダーを振りかけ、少し経って戻ると
なんと、一匹もいませんでした。
これには驚き。
亡きがらも見当たらなかったので逃げたのでしょう。
ダンゴムシ忌避
アンの庭では、ダンゴムシに悩まされていました。
ニームや木酢液なども効果が低く、梅雨でさらに増え…と毎日悩んでいました。
過去には、ダンゴムシによってグランドカバーが消えてしまう事件もありました。
【この「ダンゴムシ事件」の詳細は、こちらの記事をどうぞ↓↓】

そんなダンゴムシの発生に頭を抱えていたところに、今回舞い込んだシナモン情報。
このアリの忌避効果、さらにシナモンを撒いた後の香りもとても良いので、勢いがついた私は梅雨時期に大量発生していたダンゴムシ忌避に挑みました。
ワクワクしながら、シナモンパウダーをフリフリ。
ただ、シナモンパウダーは粒子がとても細かく、小瓶を振ると空気中に舞い自分の体についてしまったりと中々撒くのが難しかったです。
(風の強い日に撒くのは、要注意です!)
それにしっかりと撒くと結構量も使うので、全く効果が見られなければシナモンを忌避剤として使うのは、ちょっとどうなのかなと、撒いたそばから半ば諦めムードに。
その後は、ダンゴムシに遭遇したら振りかける。
日蔭エリアや置物のまわりに気が向いたら振りかける。
といった具合に、庭のあちこちでちょこちょこ使いしていました。
驚きの効果
その後、3週間ほど家を不在にし、シナモンも完全にお休み。
そして帰宅し、久々に庭を見ると、
ダンゴムシいません。
あんなにうじゃうじゃいたのが嘘のようにいません。
ただ、梅雨も明け、日照り続き。
この環境の変化が、ダンゴムシを退散させたのだろうとも思いました。
ただ、それでもジメジメ日陰エリアや密集した株元、置物の下などをチェックしてもダンゴムシの姿が見えないので、シナモンの効果は高いのではないかと思われます。
ダンゴムシ忌避に関しては、今後も撒き方を考えて観察していきたいと思います。
今のところは、とっても快適!です(*’ω’*)
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【参考記事】


【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

【無農薬で行う害虫忌避とその効果について】

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