ハニーサックル
基本情報
分類: 低木(つる性、ハーブ)
草丈: ~5m程
別名: スイカズラ、ロニセラ、ニオイニンドウ
耐寒性: 強い
耐暑性: 強い
植え付け: 春・秋
花期: 初夏~8月、秋(返り咲き)
花言葉: 「愛の絆」「献身的な愛」等
病害虫: ハダニ・アブラムシがつくことがある
アンの庭虫記録
① 新芽、柔らかい葉に一時的に虫食いが起こる。
数枚の葉だけの被害なので、深刻ではない。
こまめに葉を取り除いて、1週間ほどで被害は収まる。
その後、目立った被害はない。
(詳細は、別記事「害虫がつきにくいはずなのに!?それでも狙われた新芽達」をご参照ください。)
② 蜂が寄ってきた。
でも、大群ではなく、基本的に人間を襲うような様子もなかった。
受粉に役立つ益虫として受け入れた。
育て方メモ
アンの庭では、ハニーサックル2品種 を【地植え】と【鉢植え】で育てました。
・春先に少し害虫の被害を受けたが、その後は目立った被害はない。
・生育旺盛で、花付きがとても良い。
・花の香りも良い。
*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。
成長記録
一年目
実際に育てたハニーサックルの品種は、ウインドワード二株と、ゴールドフレーム二株でした。
ウインドワードは、鉢植えと地植えで一株ずつ。

2021.11 植え付け(ウインドワード・鉢植え)

2021.11 植え付け(ウインドワード・地植え)
ゴールドフレームは、地植えで。

2021.11 植え付け(ゴールドフレーム・地植え)
どちらも秋に植えつけました。

2022.1(ゴールドフレーム・地植え)
秋冬の期間は成長はストップしており、どちらの品種も植え付けから2か月経っても大きさにさほど変化はありませんでした。
変化が見られ始めたのは、3月に入ってから。

2022.3 (ゴールドフレーム・地植え)
ここから気温の上昇とともに、一気に成長が始まります。
たった二日でグンと伸びているのがわかります。

2022.3(ゴールドフレーム・地植え)、二日後
まだ誘引のことを考えていなかったので、とりあえず家にあったネットを張りました。

2022.3 日当たり悪い(ウインドワード・地植え)
こちらは鉢植えの方のウインドワード。
今後の移動場所での管理を踏まえ、通気性の良い鉢に植え替えてあります。
(その後、誘引可能な日当たりの良い別の場所へ移動しました。)

2022.3 (ウインドワード・鉢植え)
生育の良いゴールドフレームの方はどんどん伸びていきます。

2022.4(ゴールドフレーム・地植え)
自然と誘引ネットにも絡んでいきます。
このネットは麻ひものネットです。
すでに編まれた状態で販売しているので、誘引初心者の私には扱いやすいものでした。

虫食い
この時期、まだ成長が始まったばかりの新芽に少し虫食いを発見しました。
別記事「害虫がつきにくいはずなのに!?それでも狙われた新芽達」でも触れていますが、本当に小さな5mm程の青虫が葉についていました。
しかし、葉全体に食われていたわけではなく一部のみの被害でした。
虫食いの葉っぱを取り除いていくうちに一週間程で被害は収まりました。
その後は、目立った被害もなく育っているのでやはり害虫に強い植物ではあるようです。
5月になると、蕾がついてきました。

2022.5(ウインドワード・鉢植え)
なんと、生育の良かったゴールドフレームよりも、先に鉢植えのウインドワードが開花を始めました。
そして、この上の写真の翌日には…

2022.5 翌日(ウインドワード・鉢植え)
こんなにおしゃれな花姿に。
これを見た時、あまりに可愛くて感動しました。
そして、ウインドワードの開花から少し日をまたぎ、ゴールドフレームの方も蕾がつき始めました。

2022.6 ゴールドフレーム
ゴールドフレームは、オレンジ味の強い暖かな色合いです。

2022.6 ‘ゴールドフレーム’
ウインドワードと比べると、ピンクの色味も少し違ってこちらもおしゃれ。
どんどん咲いていきます。

2022.6 中旬 ‘ゴールドフレーム’
生育旺盛でとにかく花付きが良いです。
次から次へと花が上がっていきます。
みんな元気いっぱいです。

2022.6 下旬 ‘ゴールドフレーム’
剪定をするとより密に茂ってくれるそうなのですが、私は今のところ放任で様子を見ています。
真夏の様子と赤い実
7月下旬でも、元気いっぱいに咲いてくれています。

2022.7
花後には、可愛らしい真っ赤な実が…。

8月中旬 実
でも、これはどうやら有毒らしく、食べられません。注意です!
それでも、花も実もあちこちについている様子がとても可愛らしいです。
こちらは9月入り目前の様子。

2022.8下旬
この暑い夏の間、絶え間なく咲いてくれていました。
花付きはゴールドフレームの方がよかったと思います。
目立った害虫の被害も特になく、とても丈夫です。
放任で育っています。
虫の被害は?
虫というと、益虫に区別されることの多い蜂は飛んでいたように思います。
これに関しては、受粉に役立つ虫ですし、ハニーサックル自体に被害はありません。
人間に対しても常に攻撃的というわけではなく、大群が飛び交っているわけでもないので私は益虫として受け入れています。
秋に再び…
10月に入ると、夏には盛んに咲いていたゴールドフレームは静かになりました。
その代わりに、久しぶりのウインドワードの姿が。

2022.10 ウインドワード
ウインドワードは、いつも突然咲いて驚かせてくれます。
二年目
一年間生育旺盛に育ってくれたハニーサックルですが、だいぶ暴れていたのも事実。
見ごたえあったといえばそうなのですが、次の年は誘引をもう少し意識して挑戦してみようと思います。
そして、2月。
落葉し、だいぶ枝が込み合っているので、剪定を行いました。

2023.2
心配になる程ばっつりいきました。大丈夫かな…。
不安でしたが、一か月後の3月に無事芽吹いてくれました!

2023.3
すぐに成長してしまうので、暴れまくる前に手を加えていかねばなと思います。
ハニーサックルのその後
【ハニーサックルのその後の成長の様子はこちらの記事をどうぞ↓↓】


ずっと育ててみたかった花でした。
以前に「どうしても欲しかった苗を手に入れた」の記事でも紹介しましたが、私はずっとハニーサックルを育ててみたいと思っていました。
その理由は、2つあります。
一つ目は、つる性の植物への憧れでした。
薔薇などはその代表ですが、そんな魅力的なお花には害虫がつきやすいものです。
虫の苦手な私が薔薇を育てるには、かなりハードルが高く手が伸ばせませんでした。
そこで見つけたのがこのハニーサックル。
ハーブとして用いられることもあるこの植物は、お花も個性的でおしゃれ。
害虫も付きにくいといことで、ずっと挑戦してみたいと思っていました。
二つ目の理由として、我が家のリビングの壁全面にハニーサックルの柄の壁紙を使っていることです。
家を建てる時に、たくさん悩んで決めたものなので個人的にとても思い入れの深いお花です。
この時、初めてハニーサックルという名前を聞いたのですが、本物が存在し、しかも庭で育てられると知った時には心が躍りました。
それに加えて、私が一番意識している害虫がつきにくいという特徴にとても縁を感じました。

リビング壁紙
ローラアシュレイの壁紙です。
当時はいくつか色の展開があり、私はこの紫色のハニーサックル柄を選びました。
実際に、紫色のハニーサックルはあるのでしょうか…。
そこは不明ですが、念願のハニーサックルの苗がやってきた時は、本当にわくわくしました。
【ハニーサックルに関するその他の記事はこちら】






【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

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