ニゲラ
基本情報
分類: 一年草
草丈: ~1m程
学名: nigella
耐寒性: 強い
耐暑性: 弱い
植え付け: 春・秋
花期: 春から夏
花言葉: 「未来」「密かな喜び」等
病害虫: アブラムシ
アンの庭虫記録
今のところ特に目立った被害はありません。
育て方メモ
アンの庭では、ニゲラを【地植え】で育てました。
*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。
ハーブじゃないニゲラ
ハーブとしても有名なニゲラですが、今回アンの庭で育てたものは‘アフリカンブライド’と‘デルフトブルー’の二種で、どちらも観賞用のニゲラです。
ハーブとしてのニゲラは「ブラッククミン」と呼ばれる種のようですね。
ニゲラ 成長記録
ということで、今回は観賞用のニゲラの記録をご紹介します。

2023.3
二種のニゲラを育てましたが、どちらも育ち方に大きな差はなかったので‘アフリカンブライド’の成長を主に見ていこうと思います。
ニゲラは一年草ですが、種での更新が簡単にできるのでその様子も見ていきたいと思います。
1年目
植え付けは春。種ではなく苗からのスタートです。

2023.3 植え付け
植え付けから一か月で、あっという間に蕾が。

2023.4 蕾
ぷっくりとした姿が特徴的なとても可愛い蕾です。

蕾
この蕾の状態の二日後に初めの花が咲きました。

二日後 開花
ブルーの花がイメージ強いニゲラですが、この‘アフリカンブライド’は白。

さらに二週間後
どんどん花が上がってきます。
紫がかった花芯と白花が何とも上品で、とても素敵です。
‘デルフトブルー’はこちら

デルフトブルー
ほんのり花びらがブルーがかってるかな…くらいで ‘アフリカンブライド’とその姿はほぼ同じでした。
苗を植え付けた場所での判断だけで、見分けはほとんどつきません。
ただ、ネットで調べるとしっかり青みが出ている写真もあったので、今回はたまたまブルーが薄く出たのかなとも思います。
そんな華やかな開花が約一か月間続き…

2023.6 種
種がつきました。
終わった花を摘まずに放置するとそのまま種がつくので、種が欲しいなと思ったら見栄えは悪いですがそのまま花がらは放置しましょう。
上記の写真のように茶色くなってきたら中を破ると種が出てきます。(種の写真はこの時取り忘れてしまったので後日追記します。)
この時は、こぼれ種で本当に芽吹くか不安だったので保管用の種も採りましたが、結局はその後パラパラと庭に撒きました。
種が弾け終わったら、害虫予防の為に忘れずに株を抜きます。
2年目
季節は巡り、一年後。

2024.5
いつの間にかニゲラがいました。
こぼれ種の有難みを感じながら、今年もあの可愛い花が見られるのだと思うととても嬉しく思いました。

2024.5
種が飛び、思いもよらない場所からのたくさんのニゲラの花は特別感がありますね。
3年目
今回は、こぼれ種からの芽吹きをきちんと見届けようと思いスタンバイしていました。

2025.3 芽吹き
3月になると、小さな芽を発見。あちこちに見つけることができました。
毎年同じ時期に見られるこの蕾。嬉しいですね。

2025.5 蕾
そして今。美しいニゲラの開花を待っています。
ニゲラの害虫に関して
調べてみるとニゲラは「アブラムシ」がつきやすい植物でもあるようです。
アブラムシはとても小さな虫なのですが、しっかり植物をダメにする力はあります。
虫嫌いの私は長い間この情報が怖くてニゲラを育てることを躊躇っていたのですが、結局はニゲラを育ててみたい気持ちが勝り、アブラムシなら小さい虫だしもし出てきても大丈夫!と思って育て始めました。
いざ育ててみると、環境が割とよかったのかアブラムシのことなど忘れてしまう程、元気に育ってくれました。
開花の時期も梅雨前の良い気候の時ですし、蒸れないように風通しを良くすることは大切なのだなと改めて思いました。
【参考記事】


【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

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