理想の庭づくり
アンの庭のはじまりとヒーリングガーデン
ある秋の日に、私は初めてチューリップの球根を買いました。
でも、この時の私は珍しい病気を患っており、ひどい痛みや不安な思いを抱えながら鬱々とした日々を送っていました。心身ともに疲弊していた私は何事にも悲観的で何事にもやる気なし。
この球根も、子供のお付き合いで買ったようなものでした。しかも、植物を育てたことなんてほとんどありません。
だから、不慣れなまま植え付けたその球根が本当に花を咲かせるとは到底信じられませんでした。しかし、二月に芽生え、春になるとチューリップはたくさんの花を咲かせました。植え付けた球根がすべて花となった時の感動は衝撃的でした。
同時に、それはこれまで植物と触れ合うことのなかった人生が一変した瞬間でもありました。
成長の喜び、素敵な花の色、心地良い青い香り、柔らかでしっかりとした感触。
”なんて心地良いんだろう。もっとここに居たい、もっと育てたい”
私は初めて植物の秘めた力を知りました。どうやら植物には人の心や病気の体を癒す効果もあるようです。
ヒーリングガーデンという言葉もあるようで、ますます心が躍ります。
こうして私はそんなヒーリングガーデンを目指してガーデニングをスタートさせたわけですが、
私は元々、虫が大の苦手です。
だから、最初のうちはヒーヒー言いながら植物を育てていました。でも、植物が持つ癒しパワーを一度知ってしまうと簡単に諦めることもできません。
それでも数々の植物を育てるうちに多くのことを学びました。そしてある時、ふと気付きました。
虫のつかない植物ならもっと心穏やかにガーデニングと向き合えるはず……。
害虫のつきにくい植物を育てる
水やりをしながら、傷んだ花や葉を摘みながら、植え付けをしながら……どのような場面においても私は常に虫の存在を意識し、ドキドキしていました。それは、当然心の負担にもなる部分だと思います。
いつかお庭を植物でいっぱいの癒しの空間にしたい……。
もし、それが虫にびくびくしない庭ならどんなに良いだろう。私はいつしかガーデニングに取り組みながらそんなことばかり考えるようになりました。
そして、ある時不意にそれって不可能じゃないかもと頭をよぎりました。すると、その瞬間から、心のつかえがすっと取れたように気持ちがすっきりとしたのです。
ただ、「虫」と一口に言っても様々です。虫のいない庭もまた成立しません。だから、植物に寄って来る虫について、またその許容範囲について考えました。
そして私は、いつかの日か庭の植物達を通して虫嫌いの克服もしたいなと思うようにもなりました。
これについては、また別の記事に書いてありますので是非ご覧ください。
無農薬で育てる
また、殺虫剤などの強い薬も抵抗がありました。
うちには幼い子供もいますし、私自身あまり体が強くはありません。そういったことも踏まえ、害虫のつきにくい植物を取り入れたり、また自然由来もので予防したりと、無農薬でのガーデニングを心がけるようになりました。
現在取り入れている方法はこちら↓↓↓
アリスとアンの世界が好き
私は、『不思議の国のアリス』と『赤毛のアン』の世界観がとても好きです。アリスのでたらめでかわいい感じと、アンの想像膨らむ自然豊かな雰囲気を兼ね備えた庭で過ごすことが夢です。元々は植物の何もないまっさらな庭からのスタートでした。今後もたくさんの時間をかけて植物たちと向き合っていこうと思います。
アンブログ|虫の苦手なアンの庭 カテゴリー紹介
―アンの庭―
―植物―
―ガーデニングDiaries―
―雑記―
【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】
SNS→Instagramのお花のギャラリーも是非ご覧ください!
コメント