虫嫌いが虫と向き合うために
植物を育てていると多くの虫に出くわします。
そんな虫の中には植物をダメにしてしまう虫もいます。しかも、大抵この虫たちはその見た目もパンチ力があり、虫の苦手な私をギョッとさせます。
そんな虫たちのことをまとめて「害虫」と呼ぶことがあります。
反対に、害虫を餌として食べたり受粉に役立ったりと植物にとって好ましい側面を持つ虫を「益虫」と呼んで区別します。
そこで、私はこれまで「虫は虫」と一括りにしていたものを「害虫」と「益虫」に分け、虫嫌いの自分が理想とする庭づくりの為に向き合ってみることにしました。
そして、裏テーマとしてあるのが虫嫌いの克服です。きっぱり言うと、すぐには無理です。正直、長い目で見ても無理かもしれません。
でも、庭にいて虫も愛でることができたらどんなに楽しいか、そんなふわふわした気持ちは大事にしていこうと思います。
益虫
うちの庭にちょこちょこ現れる代表的な虫に、クモやテントウムシがいます。どうやらこれらは害虫を食べてくれる益虫の部類に入るようです。
ハチやチョウは受粉に役立ちます。また、ミミズは土壌を良くしてくれます。その為、これらの虫も益虫に入ります。
ただし、これらも見方を変えれば害虫の面も持ち合わせてはいます。
この点については、私としては庭づくりの為にどうにか折り合いをつけて受け入れてみようかと思います。元々、虫退治は怖くて出来ないタイプですが、これらの虫を見かけたら、そっと遠くから見守ることにしました。
植物を選ぶ時の意識
害虫と呼ばれるものにはやはり苦悩しました。まず、見た目が怖い。実物はもちろん、ネットや図鑑で調べても虫の写真もセットで出てくるので、かなり怖気づきます。
そして、何と言っても植物がダメになります。花びらや葉が食べられて丸坊主になった時は驚きました。
植物により、付く害虫は違います。実際に被害に遭った植物については、また今後紹介出来ればと思います。
今では植物の苗などを買う時は、害虫があまりつかないとされるものを意識して選ぶようになりました。ただし、うっすらと許容範囲は定めました。
アブラムシ達は許容。でも、発生は防ぐ
その許容範囲の中には、アブラムシやハダニ、カイガラムシなどが本当にうっすらと入ります。これらは体長がmm単位のとても小さい虫です。その為、私自身のメンタルへのダメージはやや低めだと思います。
それでも植物へのダメージはかなり大きいです。どんなに小さくとも植物をダメにしてしまうパワーはしっかりと持っています。
しかし、風通しや水はけ、そして水やりの方法など育てる環境に気をつければ発生を防げることもあるそうです。それに、肉眼で捉えにくい程小さいので、心労は少ないのかなと思います。
アブラムシ達発生のサイン
また、これらの虫の発生のサインに敏感になる必要もあるのかもしれません。
例えば、
・アブラムシ→近くにアリが集まっている
・ハダニ→葉が白っぽくかすれている
・カイガラムシ→植物がすす病にかかっている
など、もし庭の中でこのような変化があったら、それは害虫が潜んでいる可能性もあります。
ただ許容と言っても、やはり基本的にはこれらの害虫にも強い植物を選んでいます。
虫と向き合いながら
害虫がいないとそれを餌とする益虫もまたいません。共存を考えると色々思うこともあります。でも、植物がある限り、虫の全くいない環境というのはないだろうと思っています。
今後は、実際に育ててきた害虫の付きにくい植物を主に紹介していきたいと思います。また、日々のガーデニング生活も載せていこうと思います。
また、無農薬での害虫予防とその効果に関してはこちらの記事をどうぞ↓
【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録のまとめ記事】
コメント
がんばっててすごいなぁ、、
ありがとう(*´ω`)