もみじ葉ゼラニウムの育て方と成長記録(鉢植え)|虫がつきにくい植物図鑑9

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もみじ葉ゼラニウムの育て方と成長記録(鉢植え)|虫がつきにくい植物図鑑9 虫がつきにくい植物
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もみじ葉ゼラニウム 基本情報

基本情報

フウロソウ科テンジクアオイ属(ゼラニウムの園芸品種)
分類: 草花(多年草)
草丈: ~40㎝程
別名: 特になし
耐寒性: やや弱い
耐暑性: やや強い
植え付け: 春、初夏、秋
花期:4月~11月
花言葉: 「君ありて幸福」等
病害虫: 茎腐病 / ヨトウムシ、アブラムシがつくことがある。

アンの庭虫記録

今のところ目立った被害はありません。ヨトウムシによる葉の食害もないようです。

ヨトウムシは、ヨトウガという蛾の幼虫です。体長30~50mm程。黄緑~黒色をしており、夜間に活動して葉を食害します。発生時期は、初夏(6月頃)と秋(10月頃)。

*【アンの庭虫記録】の記載について

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もみじ葉ゼラニウム 育て方

アンの庭では、もみじ葉ゼラニウムを【鉢植え】で育てました。

栽培ポイント ~コンテナ~
・日当たり良く
・風通し良く
・水はけの良い土
・乾燥気味に育てる(土が乾いたらたっぷり水やり)
・高温多湿が苦手
・冬は水やりの頻度は控えめに
・冬は霜に注意。霜に当たると枯れる
・傷んだ葉はこまめに取り除く
・肥料:春と秋
・剪定: 花後や草丈が高くなった時、梅雨前などに切り戻す
・増やし方: 挿し木
アンの観察メモ ~コンテナ~
・通気性を重要視して、小さめ(4号サイズ)の素焼き鉢で育てる。
・根腐れや害虫の繁殖を防ぐことに注意を払う。
・傷んだ葉があればこまめに取る。
・冬の晴れた日は外で日光に当て、夜間は軒下に置いた。
・葉を摘むと、香りが強く出る。
・茎はやや木質化している。

*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。

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もみじ葉ゼラニウム成長記録

お店で初めてもみじ葉ゼラニウムを見た時、その見た目の可愛さに衝動買いしてしまいました。

害虫情報を調べてみると「ヨトウムシ」の文字が。

蛾の幼虫で植物の葉を食害するようです。

名前を見ただけで怖くなってしまいましたが、ヨトウムシについて調べれば調べる程、怖気づいてしまいました。

2021年

そこで、私は何の意味もないことはわかっていながらも、気持ち的に小さめの鉢で様子を見ようと思い(大きいものより小さいもの方が虫が入りにくいだろうとの単純な考えです)、

さらには、もみじ葉ゼラニウムが多湿を嫌うとのことで、通気性の良い素焼き鉢に植え付けをしました。

2021.6 植え付け

7月の初旬に花がポツポツと咲き始めました。花色が蛍光オレンジだったのには驚きました。

2021.7初旬 開花

本来花期が長いとのことですが、この時はだいたい1か月ほどで終わってしまったように思います。

2021.7

小さ目で育てているからか、肥料が十分でないからなのかはわかりませんが…。

次回はもう少し長く咲くといいな。

花後は少し切り戻しをし、すっきりとさせました。

2021.10

あまりサイズは大きくはないですが、徐々に葉の量が増えてきました。

赤色の部分も色味が強いですが、同じく緑の色味も濃く出ています。

2021.11

11月に入ると、葉のオレンジ色がさらに強くなり艶も出ています。

この時期が一番きれいなように思いました。

2021.11

一つ、葉に丸い穴がありますが、単に傷んでいるのか虫によるものなのかはわかりません。

ヨトウムシがついに出たのかと身構えましたが、これ以上目に見える被害もなく、一度も虫と出くわしたことはありませんでした。

2022年

寒さにそれほど強くないもみじ葉ゼラニウム。

霜に当たると枯れてしまうということで、夕方から朝にかけての夜間は毎日軒下に移していました。

2021~22. 冬

晴れた日の日中は、軒下から出して日光に当てるようにしました。

霜・寒さに関しては、何とか無事に冬を越せそうですが、また別の心配事が。

2022.2

それは、茎の木質化もあり、いたるところが弱ってぐらぐらしていることです。

あとは茎の根元もぐらついているような…。

これが茎腐病のようなものなのか、根腐れを起こしているのかわかりません。

今はまだきれいな葉色を保っていますが、暖かくなって切り戻せば回復するのか、もう手遅れなのか日々悩ましいです。

今後も観察を続けながら追記していきたいと思います。

追記

暖かくなり始めた三月に少し切り戻しをしました。

2022.3 剪定

本当は、ばっつりと切って気持ちよく木質化からの脱却を図ろうかと思っていたのですが、株が弱っていたこともあり、少しだけ切りました。

 

その後、どうにか枯れずに持ち堪えてくれ、新芽も吹き、葉の数も少し増えてきました。

そして、4月下旬には蕾が。

2022.4 蕾

このような弱々しい状態ですし、今年のお花は諦めていたので驚きました。

5月に入ると、きれいな蛍光色の花が咲きました。

2022.5 開花

株も小さく、葉数も花数もすべてにおいてこじんまりしてる我が家のもみじ葉ゼラニウム。でも、私はその成長の一つ一つが愛らしく思えます。

2022.5

花数は日を追うごとに増えています。

2022.6

小さな体にこんなにも花を咲かせてくれています。

ある程度咲いたら、株が弱らないよう切り戻しをします。

ただ、じめじめとした夏は体力を奪っていきます…。

2022.8下旬

どうにか頑張ってほしいなあ…。

2022.10

しかし、そんな願いも空しく枯れてしまいました。

最後まで頑張ってくれたもみじ葉ゼラニウム。

心に残る植物でした。

【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

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