ハニーサックル
基本情報
分類: 低木(つる性、ハーブ)
草丈: ~5m程
別名: スイカズラ、ロニセラ、ニオイニンドウ
耐寒性: 強い
耐暑性: 強い
植え付け: 春・秋
花期: 初夏~8月、秋(返り咲き)
花言葉: 「愛の絆」「献身的な愛」等
病害虫: ハダニ・アブラムシがつくことがある
アンの庭虫記録
・新芽、柔らかい葉に一時的に虫食いが起こる。数枚の葉だけの被害なので、深刻ではない。こまめに葉を取り除いて、1週間ほどで被害は収まる。その後、目立った被害はない。(詳細は、別記事「害虫がつきにくいはずなのに!?それでも狙われた新芽達」をご参照ください。)
・蜂などが寄ってきた。でも、大群ではなく、基本的に人間を襲うような様子もなかった。受粉に役立つ益虫として受け入れた。
育て方メモ
アンの庭では、ハニーサックル2品種 を【地植え】と【コンテナ】で育てました。
*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。
ハニーサックル2品種 成長記録
ずっと育ててみたかった花
以前に「どうしても欲しかった苗を手に入れた」の記事でも紹介しましたが、私はずっとハニーサックルを育ててみたいと思っていました。
その理由は、2つあります。
一つ目は、つる性の植物への憧れでした。薔薇などはその代表ですが、そんな魅力的なお花には害虫がつきやすいものです。虫の苦手な私が薔薇を育てるには、かなりハードルが高く手が伸ばせませんでした。
そこで見つけたのがこのハニーサックル。ハーブとして用いられることもあるこの植物は、お花も個性的でおしゃれ。害虫も付きにくいといことで、ずっと挑戦してみたいと思っていました。
二つ目の理由として、我が家のリビングの壁全面にハニーサックルの柄の壁紙を使っていることです。家を建てる時に、たくさん悩んで決めたものなので個人的にとても思い入れの深いお花です。この時、初めてハニーサックルという名前を聞いたのですが、本物が存在し、しかも庭で育てられると知った時には心が躍りました。それに加えて、私が一番意識している害虫がつきにくいという特徴にとても縁を感じました。
ローラアシュレイの壁紙です。当時はいくつか色の展開があり、私はこの紫色のハニーサックル柄を選びました。
実際に、紫色のハニーサックルはあるのでしょうか。。。そこは不明ですが、念願のハニーサックルの苗がやってきた時は、本当にわくわくしました。
成長記録
一年目
実際に育てたハニーサックルの品種は、‘ウインドワード’2株と‘ゴールドフレーム’1株です。
‘ウインドワード’は、鉢植えと地植えで1株ずつ、‘ゴールドフレーム’は地植えで秋に植え付けました。
秋冬の期間は成長はストップしており、どちらの品種も植え付けから2か月経っても大きさにさほど変化はありません。
変化が見られ始めたのは、3月に入ってから。ここから気温の上昇とともに、一気に成長が始まります。
たった二日でグンと伸びているのがわかります。まだ誘引のことを考えていなかったので、とりあえず家にあったネットを張りました。
ただ、日当たりの悪い場所に植えた地植え‘ウインドワード’の方は、まだ本格的に成長を始めていません。
こちらは鉢植えの方の‘ウインドワード’。今後の移動場所での管理を踏まえ、通気性の良い鉢に植え替えてあります。ちなみに写真の場所は日当たりは抜群に良いですが、こちらもまだ誘引が必要なまでの成長ではありません。
生育の良い‘ゴールドフレーム’はどんどん伸びていきます。自然とネットにも絡んでいきます。ちなみに、張り替えたネットは麻ひものネットです。すでにネット状に編まれているので、誘引初心者の私には扱いやすいものでした。
この時期、まだ成長が始まったばかりの柔らかい葉に少し虫食いを発見しました。別記事「害虫がつきにくいはずなのに!?それでも狙われた新芽達」でも触れていますが、本当に小さな5mm程の青虫が葉についていました。
しかし、葉全体に食われていたわけではなく一部のみの被害でした。虫食いの葉っぱを取り除いていくうちに一週間程で被害は収まりました。その後は、目立った被害もなく育っているのでやはり害虫に強い植物ではあるようです。
5月になると、蕾がついてきました。なんと、生育の良かった‘ゴールドフレーム’よりも先に鉢植えの‘ウインドワード’が開花を始めました。(ちなみに鉢植えは先程の写真の場所から日当たりの良い門の方へ移動して、現在つるは門扉に絡ませてあります)
この上の写真の翌日には、、、
こんなにおしゃれな花姿に。これを見た時、あまりに可愛くて感動しました。
‘ウインドワード’の開花から少し日をまたぎ、‘ゴールドフレーム’の方も蕾がつき始めました。
‘ゴールドフレーム’は、オレンジ味の強い暖かな色合いです。‘ウインドワード’と比べると、ピンクの色味も少し違ってこちらもおしゃれ。どんどん咲いていきます。
生育旺盛でとにかく花付きが良いです。次から次へと花が上がっていきます。
すでに区別がつきにくいですが、写真手前が‘ゴールドフレーム’、奥が日当たりの悪かった地植えの‘ウインドワード’です。みんな元気いっぱいです。
剪定をするとより密に茂ってくれるそうなのですが、私は今のところ放任で様子を見ています。
真夏の様子と赤い実
7月下旬でも元気いっぱいに咲いてくれています。
花後には、可愛らしい真っ赤な実が。。。でもどうやら有毒らしく、食べられません。
それでも、花も実もあちこちについている様子がとても可愛らしいです。
9月入り目前の様子。
この暑い夏の間、絶え間なく咲いてくれていました。花付きは‘ゴールドフレーム’の方がよかったと思います。
目立った害虫の被害も特になく、とても丈夫です。放任で育っています。
虫というと、益虫と区別されることの多い蜂などはちらちらと飛んでいたように思います。これに関しては、受粉に役立つ虫ですし、ハニーサックル自体に被害はありません。人間に対しても常に攻撃的というわけではなく、大群が飛び交っているわけでもないので私は益虫として受け入れています。(別記事『虫嫌いのガーデニングにおける虫の分け方』参照)
秋に再び、、、
10月に入ると、夏には盛んに咲いていた‘ゴールドフレーム’は静かになり、代わりに久しぶりの‘ウインドワード’の姿が。
いつも突然咲いて驚かせてくれます。
二年目
一年間生育旺盛に育ってくれたハニーサックルですが、だいぶ暴れていたのも事実。それがまた見ごたえあったといえばそうなのですが、次の年は誘引をもう少し意識して挑戦してみようと思います。
落葉し、だいぶ枝が込み合っているので2月に剪定を行いました。
心配になるほどばっつりいきました。大丈夫かな。。。
一か月後の3月に無事芽吹いてくれました!すぐに成長してしまうので、暴れまくる前に手を加えていかねばなと思います。。。
そして、その後成長してくれましたが、、、成長し過ぎ?!反省点ばかりです。
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