冬越しの為に
寒い冬がやってきました。ついこの間まで夏越しできるか不安だったのに、今では冬越しの心配。
耐寒性の低い植物はもちろん、耐寒性はあっても霜に弱い植物もいます。
前回の冬越し対策での反省を生かしながら、今回も手探りで冬越しの準備を行いました。
冬越し対策をした植物
今回冬越し対策をした植物は、前回同様
・クフェア
これらに加えて、
・グロブラリア
また、この秋植え付けた
・ミツバハマゴウ‘パープレア’
・ボリジ
・エリカメランセラ
以上、10種です。
防寒としてのマルチング
11月は比較的穏やかな気候が続き、ついつい冬越し対策も後回しにしてしまいました。しかし、耐寒性のないものは特に一日の急激な温度変化に弱ってしまうかもしれません。
とりあえず、マルチングをして株元を寒さから守ることにしました。お布団のようなものですね。
馬糞堆肥マルチ
マルチングにも様々あります。堆肥によるマルチは代表的なものにバーク堆肥がありますが、今回私が使用したのは馬糞堆肥です。
これはヒノキ入りの馬糞堆肥です。コガネムシがヒノキのにおいを嫌うということで、コガネムシ除けで春先に使用していました。
その余りが残っていたので、今回はこの馬糞堆肥を使いました。
ちなみに、馬糞堆肥は他の動物性堆肥と比べて肥料として効果は低く、どちらかというと土壌改良に良いそうです。また、バラ栽培にも利用されることがあるようですね。
ただ、ふかふかの土はどうしても虫にとって居心地が良くなるので、このような有機物のマルチは虫除けとしては本来不向きなのかもしれません。
そのため、春では一気に撒くことはせず様子を見ながら使っていました。(ちなみに、このヒノキ入りの馬糞堆肥でマルチングをした場所はコガネムシの被害にあいませんでした)
今回は冬場の使用ということで寒さ対策の用途で使いたいと思います。
果たして、うまくいくでしょうか。
こうした地植えの植物の株元に敷きました。
また、鉢植え管理のものも一部馬糞堆肥でマルチングしました。
ココヤシファイバー
さらにもう一つ、防寒として使用したマルチは、ココヤシファイバーです。
これは、今回室内管理する予定のチョコリーフに使いました。
本当にこれで暖かくなるのかな?と思う程、最近は冷え込みますが、効果があると信じます。
霜よけカバーかけ
ずっと悩んでいたのは、霜よけです。先ほどのマルチングをした植物に霜よけ対策を練ります。
前回の反省
前回の冬越し対策での反省点は、霜よけカバーで使用した不織布やその不織布を支える支柱が風で飛ばされたり倒れたりしたことです。
寒空の下、それを直すのは本当につらかった。。。。それに加えて地植えにしていたクフェアは枯れてしまうし(強剪定でその後復活)、色々とバタついたのを覚えています。
そもそも、地植えのエレモフィラニベアがこの一年でだいぶ大きく成長したので、前回のような支柱でのカバー固定は難しそうでした。それに、天気の穏やかな時はカバーを半分程外すので、開け閉めがしやすくしなければなりません。
とりあえず、エリカなどの背の低いものたちからカバーをかけていきました。
前回はカバーをかけて麻紐で結んでいましたが、開け閉めするのに少し手間ですし、ちょっとの風ですぐに外れてしまっていました。
今回の対策
なので、今回は、
レンガや置物で抑えるだけというシンプルな方法をとりました。風で飛ぶ心配もなく、とても扱いやすいです。
そして、前回屋内管理していたエレモフィラスイートルビーは、鉢増ししたので今回は外で冬越しです。グロブラリアとともにカバーをかけてレンガで抑えます。
大きなエレモフィラニベア霜よけ
困っていたエレモフィラニベアの霜よけ。
すると、DIY担当の夫が力を貸してくれました。
良い案を思いついてくれたようです。
①板を切って、
②地面に埋め込んで、
③不織布を挟んで留めていきます。
④それを2方向つけていきます。
⑤これで風が吹いても飛んでいきません。ありがとう(^^)
が、、、⑥サイドの長さがちょっと足りません。
でもどうにか工夫をすれば大丈夫。。。と思っていたら、
今度はそれを見ていた近所に住む母が、⑦不織布を縫い合わせ、足りない部分を補ってくれました。
助け合いDIY霜よけセットの完成です。
日々の扱いがとても楽になりました。ありがたいです。
軒下・室内
また、鉢植えのボリジと、前回枯れてその後鉢植え管理で復活したクフェアは、軒下(ウッドデッキ下)に入れて見守ります。
チョコリーフは屋内管理です。
これらも暖かい日中は外に出して陽に当ててあげます。
準備は整いました。
あとは、水やりの頻度に注意を払い、カバーを外した後に元に戻すのを忘れないようにしなければなりません。
無事に冬を越して暖かい春を迎えたいです。
参考記事↓↓
【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】
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