【害虫のつきにくい植物10】ユーカリポポラス 育て方・成長記録(地植え)

植物
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ユーカリポポラス

基本情報

フトモモ科ユーカリ属
分類: 庭木、常緑性
樹高: ~20m程
別名: ポポラスベリー
耐寒性: 強い
耐暑性: 強い
植え付け: 春から秋
花期: 4月~5月(ある程度高さがないと咲かない)
花言葉: 「新生」「再生」等
病害虫: 斑点病、うどんこ病 / ハダニがつくことがある。基本的には、害虫がつきにくいとされるが、まれにコガネムシの幼虫による根の食害があることも

アンの庭虫記録

今のところ目立った被害はありません。

また、コガネムシの幼虫による被害もありません。ただ今後、植物への被害やその見た目を考えるととても怖いので、運悪く産卵されないよう日頃から対策を考えています。一年目は特に対策を施すことはなく、翌年の春前からは株元に化粧石を敷き様子を見ることにしました。

*コガネムシの幼虫は、土の中に潜み、植物の根を食害し枯らしてしまうイモムシ状の害虫です。5月頃から夏にかけて成虫が卵を産み付けることで、土の中に発生します。幼虫による被害は一年中起こりますが、その姿を見せることはないので、産卵をさせないことで発生を防ぎます。腐葉土など、有機質に富んだ土壌を好みます。

*【アンの庭虫記録】の記載について

育て方メモ

アンの庭では、ユーカリポポラスを【地植え】で育てました。

栽培ポイント ~地植え~
・水はけの良い土
・日当たり良く
・風通し良く
・乾燥に強い
・多湿を嫌う
・水やりは基本なし(地植えの場合)
・根が浅いため、支柱で支える。
・根を傷つけないよう注意
・香りがある
・寒くなると葉色がやや赤みを増すことがある
・成長が速い
・肥料:多肥を嫌う(枯れるおそれあり)
・剪定:季節問わず剪定可
・増やし方:挿し木(6~7月)
アンの観察メモ ~地植え~
アンの庭で育つユーカリポポラスは、今のもので2代目。1代目は鉢植えでの管理だったが、すぐに風で倒れ、根が傷つきそのまま枯れる。2代目は地植えに。ほぼ放任で特に何の問題もなく育っている。今のところ害虫がついたことはない。風に煽られるので支柱は必須。冬になると葉や軸が赤みを帯びた。親の家の庭で育つ別のポポラスは、本来丸い葉が日に日に尖り、軸もピンク色をしていた。

*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。

ユーカリポポラス成長記録

シンボルツリーを考える

元々アンの庭には、シンボルツリーと呼べるような木はありませんでした。

木々が生い茂る庭に憧れはありましたが、虫がたくさんつくのではないかという不安の方が常に勝っていました。

それでも、頭の片隅では虫のつきにくくて自分好みの木をいつも探し続けいていました。

その後、たまたま観ていたテレビ番組でユーカリポポラスが紹介され、丸いハート型の葉っぱが可愛くて一目惚れ。調べてみると害虫もつきにくいとのことで、早速園芸店に買いに行きました。

2021.6 ポポラス1代目 植え付け(植木鉢)

多湿を嫌うとのことだったので、通気性の良いスリット鉢に植え付けました。

しかし、、、

この年の夏は風雨が多く、強風を受けて植木鉢ごと庭の階段から落ちてしまいました。すぐに鉢に戻しどうにか無事を祈りましたが、根が傷ついてしまったようでそのまま枯れてしまいました。

二代目ポポラス

2021.10 ポポラス2代目 植え付け(地植え)

それでも私はポポラスを諦めることができず、その後たまたま訪れた園芸店で見つけた時に再び購入。

前回の失敗を踏まえて、今度は地植えで育てることにしました。

2021.11

少しずつ大きくなっています。可愛らしい丸い葉が軽やかに風になびく姿がとても爽やかで、害虫も付かず、とても育てやすいです。

また、香りもとても良いのですが、どうやらそれが気管支に良いとの情報が。

それを秋口に気管支炎を患った母が聞きつけ、毎日のようにポポラスの香りを嬉しそうに嗅いでいる姿が印象的でした。(笑) その甲斐もあったのか(?)、その後、気管支炎は治癒しました。

2021.12 親のポポラス

ちなみに、親もポポラスを育てているのですが、アンの庭で育てているものと少し見た目が異なります。

こちらのポポラスは、私が一代目を購入した時に同じ園芸店で一緒に買ったものです。最初のうちは、ポポラス特有の丸みを帯びた葉でしたが、次第にときんときんに尖ってきました。そして、軸も優しいピンク色をしています。

これが個体差によるものなのか、栽培環境によるものなのかはわかりませんが、こちらのポポラスもとても可愛らしいです。

2022.2 赤みを帯びる

冬の期間は、寒さにより葉や軸が赤みを帯びています。結構しっかりとした色鮮やかな赤色をしています。

コガネムシ幼虫対策?!

本格的に暖かくなる前の3月初旬。

改めてユーカリポポラスの害虫情報を調べてみたところ、何と運が悪いと何とコガネムシの幼虫による被害が出るとのこと……。

発生してしまうと、土中で根を食害し、枯らしてしまいます。

私はこれまで庭の中でコガネムシ(成虫)を目にすることも少なくありませんでした。ということは、どこかしらの土中に幼虫も潜んでいる可能性もあるわけです。

コガネムシの幼虫による植物への被害はユーカリポポラスに限ったことではありませんが、知った以上は何か対策を考えた方がいいのかもしれない。。。

そして、何と言っても、虫の苦手な私にとって幼虫であるイモムシ類を目にすることはかなり辛い……。

ネットで調べていても、その写真が表示されるだけで震え上がってしまいます。

2022 3 化粧石

植物のため、そして自分のメンタルのためにも、今後産卵をされないような対策を色々と考えなければいけないと思っています。

とりあえず、写真のようにポポラスの株元に化粧石を敷いてみました。

しばらくはこれで様子を見ようと思います。

さらには、無農薬での他のコガネムシ対策も庭に全体に試みています。また、それは別で記事にできたらなと思います。

【植物は増え害虫は減る】無農薬の害虫忌避と効果【まとめ】
虫嫌いでもガーデニングを楽しめる!【【植物は増え、害虫は減る】虫嫌いが無農薬で行う害虫予防5つとその効果【まとめ】】このブログでは、害虫のつきにくい植物とその成長記録を主に紹介します。害虫のこないおしゃれな洋庭を目指して、日々のガーデニング生活を発信していきます。

今後も、ユーカリポポラスの観察を続けていきます。

二代目ポポラス成長中

2022.4

暖かくなってからのポポラスの生育には日々驚かされます。日に日に大きくなっているのがわかります。

2022.6

写真ではうまく全体が写せないのですが、上にも横にも広がり、どんどん茂っていきます。

何度も支柱を調節し直してバランスを真っ直ぐとっています。

2022.6

驚いたのが幹の太さ。少し前までとても細かったのに、今ではがっしりと太くなっています。

害虫対策の化粧石を敷いたころは、まだ石の方が存在感が強かったのですが、今ではポポラスに隠れるように馴染んでいます。

2022.7

この時点で、樹高約170cm、幅150~170cm(一番広い部分)です。立派。。

葉も根も、今のところは目立った害虫の被害はないようです。

庭のシンボルツリーとしての成長を続けています。

支柱

2022.9 支柱杭

わさわさと成長を続けているユーカリポポラス。ただ、やはり根が浅い為、バランスを見ながら剪定をしないと風でたわむ度に倒れるのではないかとそわそわ。

台風が来る前にどうにかせねばと思っていたところ、見かねた夫が杭を打ち込みしっかりとした支柱をたててくれました。ポポラスに支柱は必須なようです。

二年目

二年目もぐんぐん成長しています!

雑記32|【巨大化中?】二年目のユーカリポポラスの樹高
虫嫌いでもガーデニングを楽しめる!【雑記32編】このブログでは、害虫のつきにくい植物とその成長記録を主に紹介します。害虫のこないおしゃれな洋庭を目指して、日々のガーデニング生活を発信していきます。

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【参考記事】

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【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

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