【害虫のつきにくい植物7】エレモフィラニベア 育て方・成長記録(地植え)

植物
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エレモフィラ ニベア

基本情報

ゴマノハグサ科(ハマジンチョウ科)エレモフィラ属
分類: 庭木、常緑低木
草丈: ~200㎝程
別名: ホワイトツリー
耐寒性: やや弱い
耐暑性: やや弱い
植え付け: 春、秋
花期:1月~6月
花言葉: 「憧れの人」等
病害虫: 特になし

アンの庭虫記録

今のところ目立った被害はありません。

*【アンの庭虫記録】の記載について

育て方メモ

アンの庭では、エレモフィラニベアを【地植え】で育てました。

栽培ポイント ~地植え~
・高温多湿に弱い
・乾燥に強い
・風通し良く
・寒さ・暑さに強くない
・冬の霜よけは忘れずに(冬越し頑張る)
・枯れたり、傷んだ葉はこまめに取る
・植え付けの際は根鉢を崩さないように
・肥料:あまり必要としない(地植え)、*コンテナの場合は春と秋
・剪定: 控えめに
・増やし方:挿し木(5月頃)
アンの観察メモ ~地植え~
地植えで盛り土気味に植え付けをした。本来地植えは不向きのよう。夏は、風通しの良さを意識して、雨の日もカバーなどはかけなかった。雨の多い夏で、シルバー色の葉が緑色になってしまうこともあったが無事に夏越しできた。盛り土にしていたことで、湿気もたまらなかったのかもしれない。秋から冬にかけては、霜に気をつけた。毎晩不織布をかけて霜対策を行った。天気の良い日はカバーを開けて、日光に当てるようにした。傷んだ葉はこまめに取った。花は、植え付けた翌年の4月に満開で、花付きも良い。ただ、花がらはよく落ちる。

*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。

エレモフィラニベア成長記録

エレモフィラスイートルビーとの違い

以前は、エレモフィラスイートルビーについてお話しましたが、今回はエレモフィラニベアを紹介します。

スイートルビー同様、ニベアも非常に繊細な植物ですが、害虫にはとても強いです。また、スイートルビーはコンテナで管理していますが、ニベアの方は地植えで育てています。

同じエレモフィラでもスイートルビーと大きく違うのは、やはりその見た目です。ニベアはシロタエギクと同じシルバー色でとても柔らかな色をしています。実際、その質感もとても柔らかく、手触りも最高です。庭に出てまず最初にニベアに触るのが私の癒しとなっております。

また、香りも結構強めで心地良いです。本当に大好きな植物で、庭にニベアがあるだけで安心します。

エレモフィラニベア成長記録

庭にはに二本のニベアが植えてありますが、雨や霜に弱いエレモフィラは本来地植えでは不向きなようです。しかし、意外とそれほど手間のかからずほとんど放任で元気に成長しています。

2021.6 植え付け(ニベア①)

特に何の意図もなく、盛り土気味に地植えにしました。まだまだ小さく、どこか頼りなさげなかわいらしい姿です。

2021.6 植え付け(ニベア②)

向かい側にもう一本ニベア②を植え付けました。こちらもひょろひょろです。

夏越し 一年目

2021.8 葉が緑色に(ニベア①)

雨の多い夏でした。恐らく日照不足が原因で、本来のシルバー色が薄れ緑色が強く出ています。雨に弱いエレモフィラ。きっと弱っていただろうに、それでも害虫ひとつ付くことなく、持ち堪えてくれました。生命力の強さを感じます。

もしかすると、植え付けの時に、盛り土にしたことで通気性もよくなっていたのかもしれません。

2021.11(ニベア①)

大きく立派に育っています。植え付け時と比べると、見た目も葉の肉厚さもたくましくなっています。夏では失われていたシルバー色も、美しく蘇りました。

2021.11 (ニベア②)

お向かいのニベア②も立派に育っています。幹の不格好な形もご愛嬌。大好きです。生育は、ニベア①の方が良いです。

中の土も減ってきたので、後日培養土を足しました。

冬越し 一年目

2021.12(ニベア②)

2022 12月末(ニベア①)

晩秋から冬は、霜よけのカバーをかけて過ごしていました。(詳しくは、冬越しの準備の記事をご覧ください)試行錯誤で厳しい寒さと霜から守りたいと思います。

ちらほらと葉が傷んでいるところがあります。こまめに取り除いて手入れしています。この冬を無事に乗り越えられるでしょうか。

2022.2(ニベア①)

2月の様子です。霜よけカバーの中で元気に冬の寒さを凌いでいます。暖かい日も増え、このまま無事冬を越せそうな予感。。。

追記 冬越し成功

無事に冬越しができ、3月に入ると花芽がふくらみ始め、また一段と大きくなっていきました。

2022 3 (ニベア①)

いつ花が咲いてもおかしくない感じはするのに、中々咲き始めません。

ニベアを鉢植えで育てているご近所さんは、2月に咲き始めたとか。。結構開花にばらつきがあるのだなと思いつつも、本当にうちのニベアは咲いてくれるのか少し不安にもなりました。

開花

2022 4月上旬 蕾(ニベア①)

4月に入ってすぐに紫色の蕾が。いよいよです。。。

4月半ばになると、花を咲かせ始めました。よかった!でも花の重みでだいぶ枝垂れてしまっています。

そのまま折れてしまいそうだったので、枝同士を麻ひもで軽く固定し、形を整えました。

ニベア①花アップ

ちなみに、お向かいのニベア②も少し遅れて花がつき始めました。

2022 4中旬 ニベア②

ニベア①の方は特に、日に日に花数も増え、植え付け時の頃を思うとだいぶ大きくなりました。

2022.4下旬(ニベア①)

花つきが良いので見ごたえ十分なのですが……

ものすごく花がらが落ちます!拾ったはなからどんどん落ちていくので、きりがありませんでした。笑 花は蜜が豊富なのか触るとべたつきます。

それでも、厳しい夏と冬を越し、大きく育ったエレモフィラニベアは、アンの庭にかかせない大事な木となっています。

切り花 オルラヤとともに

枝垂れて地面につきかけた枝は、カットして切り花として部屋に飾ってもかわいかったです。

夏越し 二年目

次の試練は、雨、台風、高温多湿の夏です。

昨年よりも茂っているので、大きな支柱で風に備える必要がありそうです。さらには、害虫予防に風通しにも気をつけなくてはいけないなと思います。

花後

2022.7中旬 花後(ニベア①)

花は7月上旬まで咲いていました。花後は、傷んだ部分や枯れた部分をカットしました。生育も良く、この時期は大きい方のニベア①で高さ約110cm、幅約120cmありました。

害虫の被害も見られません。

2022.7中旬 花後(ニベア②)

もう一方のニベア②も元気に育ってくれています。

どちらのニベアも様子を見ながら支柱の本数を調整し安定させます。

2022.9 ニベア①

2022.9 ニベア②

台風の時期には、支柱に加え、麻紐を使ってニベアと庭のフェンスを縛り対策をしました。(その時の写真は取り忘れてしまいましたが、台風の被害も無事でした。)

2022.10 (ニベア①)

無事に2株とも夏越しできました。背丈もだいぶ大きくなっています。

サイズは10月の時点で大きい方のニベア①が高さ130㎝、幅140㎝。ニベア②の方が高さ120㎝、幅110㎝です。

だいぶボリューム感増しました。冬の霜対策をどうしようか考え中です。

冬越し二年目

霜対策

大きく育った二年目の霜よけはとても悩みました。前回の様々な反省を踏まえ、今回は夫の力を借りて挑みます。詳しくは、こちらの記事をご参照ください。↓↓

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冬越し成功

2023.3(ニベア①)

3月になり、暖かい日も増えてきたので霜よけカバーを撤去。

久しぶりにニベア全体を見て、こんなに大きかったかと改めて実感。植え付けのひょろひょろ時代が懐かしいです。

2023.3

お向かいのニベア②(写真右)も元気に冬越しです。

三年目

試練の三年目です。

高温多湿の夏。これまでとは違う変化が見られました。

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