エレモフィラ ニベア 基本情報
基本情報
分類: 庭木、常緑低木
草丈: ~200㎝程
別名: ホワイトツリー
耐寒性: やや弱い
耐暑性: やや弱い
植え付け: 春、秋
花期:1月~6月
花言葉: 「憧れの人」等
病害虫: 特になし
アンの庭虫記録
今のところ目立った被害はありません。
エレモフィラニベア 育て方
アンの庭では、エレモフィラニベアを【地植え】で育てました。
・本来地植えは不向き。
・風通し確保のため、雨の日もカバーはかけなかった。
・雨の多い夏、シルバー色の葉が緑色になったが、夏越しできた。
・秋口から霜対策を行った。
・傷んだ葉はこまめに取った。
・花付き良い。ただ、花がらはよく落ちる。
*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。
エレモフィラスイートルビーとの違い
以前は、エレモフィラスイートルビーについてお話しましたが、今回はエレモフィラニベアを紹介します。
スイートルビー同様、ニベアも非常に繊細な植物ですが害虫にはとても強いです。
また、スイートルビーは鉢植えで管理していますが、ニベアの方は地植えで育てました。
同じエレモフィラでもスイートルビーと大きく違うのは、やはりその見た目です。
ニベアはシロタエギクと同じシルバー色でとても柔らかな色をしています。
実際、その質感もとても柔らかく、手触りも最高です。
庭に出て、まず最初にニベアを触るのが私の癒しです。
【エレモフィラスイートルビーの育て方・成長記録はこちら↓↓】

【シロタエギクの育て方・成長記録はこちら↓↓】

エレモフィラニベア成長記録
庭にはに二本のニベアが植えてありますが、雨や霜に弱いエレモフィラは本来地植えでは不向きなようです。
植え付けは、盛り土気味に地植えにしました。

2021.6 植え付け(ニベア①)
まだまだ小さく、どこか頼りなさげなかわいらしい姿です。
向かい側にもう一本ニベア②を植え付けました。こちらもひょろひょろです。

2021.6 植え付け(ニベア②)
夏越し 一年目
雨の多い夏でした。
恐らく日照不足が原因で、本来のシルバー色が薄れ緑色が強く出ています。

2021.8 葉が緑色に(ニベア①)
雨に弱いエレモフィラニベア。
きっと弱っていただろうに、それでも害虫ひとつ付くことなく持ち堪えてくれました。
生命力の強さを感じます。
もしかすると、植え付けの時に盛り土にしたことで通気性もよくなっていたのかもしれません。
大きく立派に育っています。
無事に夏越しでき、季節は秋。
植え付け時と比べると、見た目も葉の肉厚さもたくましくなっています。

2021.11(ニベア①)
夏では失われていたシルバー色も、美しく蘇りました。
お向かいのニベア②も立派に育っています。幹の不格好な形もご愛嬌。

2021.11 (ニベア②)
生育は、ニベア①の方が良いです。
中の土も減ってきたので、後日培養土を足しました。
冬越し 一年目
晩秋から冬は、霜よけのカバーをかけて過ごしていました。
(詳しくは、冬越しの準備の記事をご覧ください)

2021.12(ニベア②)
試行錯誤で厳しい寒さと霜から守りたいと思います。

2022 12月末(ニベア①)
ちらほらと傷んでいる葉があります。
こまめに取り除いて手入れしました。
そして、2月の様子。

2022.2(ニベア①)
霜よけカバーの中で元気に冬の寒さを凌いでいます。
暖かい日も増え、このまま無事冬を越せそうな予感…。
冬越し成功
無事に冬越しができ、3月に入ると花芽がふくらみ始め、また一段と大きくなっていきました。

2022 3 (ニベア①)
ただ、いつ花が咲いてもおかしくない感じはするのに、中々咲き始めません。
ちなみに、ニベアを鉢植えで育てているご近所さんは、2月に咲き始めたとか…。
結構開花にばらつきがあるのだなと思いつつも、本当にうちのニベアは咲いてくれるのか少し不安にもなりました。
開花
4月に入ってすぐに紫色の蕾が。いよいよです…。

2022 4月上旬 蕾(ニベア①)
4月半ばになると、花を咲かせ始めました。よかった!
でも花の重みでだいぶ枝垂れてしまっています。
そのまま折れてしまいそうだったので、枝同士を麻ひもで軽く固定し、形を整えました。

ニベア①花アップ
ちなみに、お向かいのニベア②も少し遅れて花がつき始めました。

2022 4中旬 ニベア②
ニベア①の方は特に、日に日に花数も増え、植え付け時の頃を思うとだいぶ大きくなりました。
花つきが良く見ごたえ十分なのですが…。

2022.4下旬(ニベア①)
ものすごく花がらが落ちます!
拾ったはなからどんどん落ちていくので、きりがありませんでした。
花は蜜が豊富なのか触るとべたつきます。
それでも、厳しい夏と冬を越し、大きく育ったエレモフィラニベアは、アンの庭にかかせない大事な木となっています。

切り花 オルラヤとともに
枝垂れて地面につきかけた枝は、カットして切り花として部屋に飾ってもかわいい。
夏越し 二年目。大きさ計測。
次の試練は、雨、台風、高温多湿の夏です。
昨年よりも茂っているので、大きな支柱で風に備える必要がありそうです。
さらには、害虫予防に風通しにも気をつけなくてはいけないなと思います。
結局、花は7月上旬まで咲いていました。

2022.7中旬 花後(ニベア①)
花後は、傷んだ部分や枯れた部分をカットしました。
生育も良く、この時期は大きい方のニベア①で高さ約110cm、幅約120cmありました。
害虫の被害も見られません。
もう一方のニベア②も元気に育ってくれています。

2022.7中旬 花後(ニベア②)
どちらのニベアも様子を見ながら、支柱の本数を調整し安定させます。

2022.9 ニベア①
台風の時期には、支柱に加え、さらに麻紐を使ってニベアと庭のフェンスを縛り、対策をしました。(台風の被害は無事でした。)

2022.10 (ニベア①)
無事に2株とも夏越しできました。樹高もだいぶ大きくなっています。
サイズは10月の時点で、大きい方のニベア①が高さ130㎝、幅140㎝。
ニベア②の方が高さ120㎝、幅110㎝です。
だいぶボリューム感増しました。冬の霜対策をどうしようか考え中です。
冬越し二年目
霜対策
大きく育った二年目の霜よけはとても悩みました。
前回の様々な反省を踏まえ、今回は夫の力を借りて挑みます。詳しくは、こちらの記事をご参照ください。

冬越し成功
3月になり、暖かい日も増えてきたので霜よけカバーを撤去。

2023.3(ニベア①)
久しぶりにニベア全体を見て、こんなに大きかったかと改めて実感。
植え付けのひょろひょろ時代が懐かしいです。

2023.3
お向かいのニベア②(写真右)も元気に冬越しです。
三年目
試練の三年目です。
高温多湿の夏。これまでとは違う変化が見られました。

エレモフィラニベアが枯れた
ずっと見守ってきたニベアですが、ついに終わりを迎えました…。

【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

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