地植えにしている二株のエレモフィラニベア
アンの庭には、地植えのエレモフィラニベアが二株(ニベア①②)植えてあります。
ガーデニングを始めた当初からあるとても思い入れのある植物です。
本来地植えに不向きであるということも知らず、大きく育てばいいなと単純な気持ちで庭植えしたニベア。
それから成長を続け、この二年半の間にとても大株に育ちました。
詳しくは、こちらの成長記録をご覧ください。

弱り始めた3年目
そして三年目を迎えた今年は、一株に大きな変化がありました。
五月頃までは、二株(ニベア①②)とも柔らかいシルバーリーフで覆われていたのですが…。

2023.5 ニベア①
本格的な夏が始まると、どちらも弱り葉もガリガリに。
(写真はニベア①のみ)

2023.8 ニベア①
【エレモフィラニベアのこの時の記録はこちら↓↓】

エレモフィラニベアは、元々、高温多湿・雨に弱い植物なのですが、
これまでは毎回復活してくれていました。
そして今回も、二株のうち一株の方(ニベア②)は、この通り葉もすべて綺麗に生え変わり復活してくれたのですが…。

2023.9 復活したニベア②
ちょっと見辛いですが、通路挟んだ復活ニベアのお向かいのニベア①(ピンク矢印)の方は中々復活してくれません。

復活しないニベア①(ピンク矢印)
諦めきれない私は、剪定をしたり、肥料を与えたりと手探りながら観察をする日々過ごしました。
でも、成果としては、ほんの一部分だけ生え変わっただけ。
復活の見込みはとてもなさそうでした。

2023.10 ニベア①
きっと株が弱ってしまったのだろう…。
「元々地植えに不向きだったのだから、よく頑張ってくれた方だ」と思い、処分することにしました。
枯れた原因
繊細な植物ながらも、アンの庭ではシンボルツリー的な存在だったので、とても残念な気持ちに襲われました。

2023.10 ニベア①処分
約二年半に間、粘り強く成長を続けた低木です。
根っこを抜くのは少し大変だろうなと気合も入りました。
しかし、枝を切り、無造作に置かれたレンガを外し、根を掘り上げていくと…
えっ、こんなに根っこ短い?
あっけなく抜けてしまった根っこ。これはもう嫌な予感しかしません。
そうです。やっぱりね。
いました。
コガネ幼虫が。しかもわんさか。
(※安心してください。写真は載せていません)
なんで―――!!
うーん…
エレモフィラニベアは、本来害虫に強い植物です。
実際、害虫が発生するなどして困ったことはこれまで一度もなく、他の害虫のつきにくい植物と比べてもかなり安心して育てることができました。
もう一株の方も元気いっぱいです。
でも、ふと、解体した汚いレンガを見るとそこにコガネの卵がいくつもついていました。
運が悪かったのかな…。
弱っていたところに被害が出たのか、被害が出たから弱ったのか…。
とても残念な気持ちでいっぱいでした。
もう一度
でも、エレモフィラニベアの底知れぬ強さは間違いないと、私は信じています。
繊細な植物が持つ強さに元気づけられたこともたくさんあります。
エレモフィラニベアから日々もらった癒しは忘れる事ができません。
本当に美しい植物です。
ということで。
また植えます!

再挑戦 ‘ホイップクリーム’
今回は、白花の‘ホイップクリーム’という品種にしてみました。
解体後は、土も入れ替え心機一転。

解体後
前回と同じように、少し地面から上げて植え付けました。

2023.10 植え付け
しかし、今回は不安定なレンガではなく、どっしりとしたブロックを組み合わせ頑丈なお家に。
ニームケーキで予防もしました。
元気に大きく育ちますように。
【参考記事】


【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

【無農薬で行う害虫忌避とその効果について】

SNS→Instagramのお花のギャラリーも是非ご覧ください
コメント