モナルダ(パープル・ピンク)
基本情報
分類: 宿根草(ハーブ)
草丈: ~100cm程
別名: ベルガモット、タイマツバナ
耐寒性: 強い
耐暑性: 強い
植え付け: 春・秋
花期: 夏
花言葉: 「感受性豊か」等
病害虫: うどん粉病、灰色かび病/アブラムシ、ヨトウムシ等
アンの庭虫記録
目立った被害は特にありませんが、環境次第では害虫の居つく可能性もあります。
※傷んだ葉はこまめに取る、風通しを良くする、忌避剤を用いる(アンの庭では無農薬で害虫除けをしています)等、気をつけました。
※植え付け直後にコガネムシ幼虫の被害に遭いましたが、それはすでに土中に潜んでいたものと思われます。(詳細記事はこちら)
育て方メモ
アンの庭では、モナルダ2種 を【地植え】で育てました。
・療養期間を経て、無事開花。
・病害虫に注意し、蒸れないように手入れをする。
*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。
モナルダ(パープル・ピンク)成長記録
植え付けから試練
ベルガモットとも呼ばれるハーブのモナルダ。
可愛い花に期待して、パープルとピンクを秋に植えつけましたが、もう最初からドタバタ劇。
パープルの方が、いきなり土中に潜んでいたコガネムシ幼虫に根っこをかじられるという幸先の悪いスタートを切りました。

これでは花どころの騒ぎじゃありません。
植え付け直後に枯れてしまったモナルダの復活を待つところから始まりました。
一年目
まずは根っこをきれいにかじられ弱ったモナルダ パープルを掘り上げ、きれいなビニールポットに戻しました。

2022.11
復活するか不安になりながら、ひとまずこのまま後ろのカゴ型プランターに入れて療養させます。
その間、問題のあった土を思い切って入れ替えることに。無事だったピンクの方も一旦掘り上げます。

2022.11 土の入れ替え
コガネ幼虫がまだ居残っているんではないかと思うと、この作業は恐怖そのもの。
そして、恐々時間をかけてきれいな土に入れ替えて苗を戻しました。

2022.11 植え替え
ご覧の通り、何とかパープルの方(左)も精気を取り戻し…(良かった!)
このまま冬越しをさせます。

2023.3
そして、春。
葉はきれいな緑色をしており、ここから急成長を始めます。
一度はダメになりかけたパープルもこんなにぴんぴんです。

2023.4 パープル
ただ見てわかるように、隣のピンクと比べるとだいぶ草丈が低いです。

2023.4 手前ピンク
やはり、根っこをかじられてしまったことが原因でしょうか。
でも、先に蕾をつけたのは何と体の小さいパープルの方。

2023.5 パープル蕾
こんなに早く、しかもパープルの方が先に蕾をつけると思わなかったので、これには驚きました。
この時点での双方の草丈の違いもかなりあります。

2023.5
それにしても、モナルダの蕾は個性的でとても可愛いです。
まるで宇宙人のようですね。

蕾
蕾から約10日後には、こんなに濃い紫色の花を元気に咲かせてくれました。

10日後 開花(パープル)
そして、この開花を待っていたかのように、ピンクの方も動き始めます。

2023.5下旬 ピンク蕾
6月に入る頃には、ピンクも開花してくれました。

2023.6 ピンク開花
夏の花とのことだったので、開花時期が少し早い気もしましたが、庭が華やかになってとても嬉しいです。
ただ、草丈の高いピンクの方は倒れて折れてしまうこともしばしば。
支柱で支えます。

支柱
花後のまん丸な種も可愛らしい。

2023.7下旬 種
暑い夏にどんどん茂っていきます。

2023.7下旬 パープル
さすが、夏の植物。強いですね。
ただ、高温多湿には要注意。
蒸れると病気にかかりやすく、害虫も発生しやすくなります。
適度に切り戻しを行い、花がらもこまめに摘み取るなど、生育環境を整える必要があります。
たまにばっさり切っていますが、怖い虫に遭遇することもないので、基本的に害虫には強い植物だと思われます。
虫食いのない尖ったきれいな葉を見ると、こちらもシャンと背筋が伸びるようです。
その二年後
最後に記載してから二年経ちました。
現在アンの庭にはパープルの方が変わらず元気でいてくれます。
大きくなるので一株あれば十分に楽しめますね。

2025/5 モナルダパープル

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【参考記事】


【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

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