春の庭を彩る緑たち
3月に入ってからは毎日がガーデニング日和。
穏やかな気候なのに、まだ虫たちの活動も盛んではなく、虫が苦手な私にとってとてもありがたいことです。
植え付けや植え替え、植物のお手入れはそれはもうウキウキで、雑草取りでさえも楽しくさせてくれます。
アンの庭では、ヒヤシンスや芝桜、チューリップなど、冬には待ち遠しく感じていた植物が次々に開花し始めました。
かわいらしい花を咲かせる姿は癒しそのもの。
毎日何かしら色どりに変化があり、庭が日に日に華やかになっていきます。
でも、美しいのは花ばかりではありません。
冬を越し、活動を再開させた植物たちの成長は喜びを感じさせてくれますし、枯れた部分から顔を出した新芽は驚く程きれいな色艶をしています。
今回は、そんな植物たちの美しい【緑】を少しご紹介させてください。
新芽の美しさ
冬に枯れてしまった植物たちの生まれたての【緑】です。
1.クロバナロウバイ新芽
3月撮影の新芽は、まるで写真を加工したかのような輝きを放つ緑です。

クロバナロウバイ新芽(写真3月)
最初に目にした時はその美しさにはっとしました。

クロバナロウバイ(写真4月)
そして4月に入ると落葉していた枝からどんどん芽吹きが。今後が楽しみです。
このクロバナロウバイは、私の親がどこからか持って来て、いつの間にかその植木鉢が庭の片隅に置いてありました。
それを花壇に植え替えましたが、まだまだ株は小さく、成長後の姿を私は知りません。
害虫に強いとされるクロバナロウバイ。今後が楽しみです。
(クロバナロウバイ落葉後の姿↓↓)

クロバナロウバイ冬
2.オレガノケントビューティ新芽
バラのような愛らしい見た目のとても小さな新芽です。

オレガノケントビューティー新芽(写真3月)
12月に勢いよく切り戻しをしたオレガノケントビューティー。
ほとんど切ってしまい、その後枯れてしまったので、復活は半ば諦めていました。
しかし、二月下旬に新芽が顔を出しました。
ほっとすると同時に、このかわいい形に驚き。ついつい毎日覗いてしまいます。
(オレガノケントビューティ成長中と枯れ後の姿↓↓)

オレガノケントビューティー秋

オレガノケントビューティー冬

3.ワイルドストロベリー新芽
ぷりぷりの生まれたてといった感じの緑の葉です。

ワイルドストロベリー新芽(写真3月)
一年を通してよく茂り、花付き実付きよく元気に育ってくれました。
しかし、冬には葉がちらほらと枯れ、縮こまったような寂しい姿でした。(詳しくは、ワイルドストロベリー成長記録をご参照ください)
新しい葉が生えるのかと少し不安でしたが、きれいな緑の葉が生まれてきてくれました。
可憐な白い花もすぐに咲かせてくれました。
(ワイルドストロベリー成長中と枯れ後の姿↓↓)

ワイルドストロベリー6月

ワイルドストロベリー冬

4.ポリゴナム新芽
少し紫がかった新芽です。

ポリゴナム新芽(写真3月)
前回の冬の庭の記事でも少し紹介しましたが、このポリゴナムは秋に植え付けたばかりのまだまだ小さな株でした。
しかし、冬に入ってすぐに霜に当たったのかすぐに枯れてしまいました。
ショックでしたが、新芽が出てきてくれることを願い処分せずにいたので、新芽を見た時にはとても嬉しかったです。
(ポリゴナム成長中と枯れ後の姿↓↓)

ポリゴナム秋

ポリゴナム冬

5.クフェア新芽

クフェア新芽(写真4月)
このクフェアの芽吹きはとても感慨深いものがありました。
クフェア成長記録の記事でも紹介しましたが、元々は地植えで大きく元気に育っていました。しかし、寒さに弱いクフェア。冬に入ると防寒対策もむなしく枯れてしまいました。
諦めきれず、3月になるのを待って思い切り剪定し、植木鉢に植え替えました。ダメ元でしたが4月には新芽が出てきてくれました。
(クフェア成長中と枯れ後の姿↓↓)

クフェア秋

クフェア冬

6.西洋ニワトコ・ブラックレース新芽
以前「どうしても欲しかった苗を手に入れた」記事でも紹介した西洋ニワトコ・ブラックレースです。

西洋ニワトコ・ブラックレース(写真3月)
秋に植えたばかりなのでまだまだ株は小さいですが、冬には落葉、その後すぐに新芽がふき、どんどん新しい葉が増えていっています。

西洋ニワトコ・ブラックレース(写真4月)
(西洋ニワトコ・ブラックレース成長中と落葉後の姿↓↓)

西洋ニワトコ・ブラックレース 秋

西洋ニワトコ・ブラックレース 冬

7. チューリップ/ヒヤシンス新芽
その他にも、チューリップやヒヤシンスなど秋植えの球根が次々と顔を出し、庭に彩りを与えてくれました。
チューリップ(芽吹き~開花)

チューリップ新芽(写真2月)

チューリップ蕾(写真3月)

チューリップ開花(写真4月)

チューリップ開花(写真4月)

ヒヤシンス(芽吹き~花後)

ヒヤシンス新芽(写真2月)

ヒヤシンス蕾(写真3月)

ヒヤシンス開花(写真4月)

ヒヤシンス花後(写真4月)
もりもり成長中の植物たち
冬には生育が止まっていた植物も3月に入ると一気に動き始めます。
「待ってました!」と言わんばかりの成長速度に、毎日のように驚かされます。
1.ハーブ棚
アンの庭には、オレガノや花オレガノ、タイムなどのハーブをハーブ棚で育てています。

オレガノ シュープリーム(写真4月)
冬の寒さに強いものが多く、暖かくなった途端にもりもり伸びていきました。

オレガノ ゴールド(写真4月)
どれも美しい緑です。

オレガノ ヘレンハウゼン(写真4月)

オレガノ ブリストルクロス(写真4月)

タイム ファウスティノイ(写真4月)
この写真を撮った翌日には、さらに大きくなっていてその生育の速さに驚きます。
この次には、開花シーズンが待っています。楽しみ!



2.ハニーサックル
こちらも「どうしても欲しかった苗を手に入れた」記事でも紹介したハニーサックルです。
つる性の植物ですが、暖かくなった瞬間にぐいぐい伸び始めました。

ハニーサックル(写真4月)
冬の期間は、秋に植え付けた時とほとんど大きさは変わっていません。
成長後の姿もまだ想像がつかないので、これからどのように成長していくのだろうかとずっと思っていました。

ハニーサックル冬の期間(写真1月)
花姿がとてもかわいいハニーサックル。その日が待ち遠しいです。

3.芝桜
芝桜はまだ前回の秋に植え付けたばかりです。
3品種を数株植え付けました。

芝桜(写真2月)
冬には黒ずみボロボロの姿です。本当に花が咲くのか不安でした。

芝桜(写真3月)
3月に入ると、ぽつぽつと咲き始めました。
お日様を求めて咲いている姿がとても愛らしいです。

芝桜(写真4月)
暖かい日が続き、花数も増えていきました。今後もゆっくり大きく育ってグランドカバーになってほしいです。

以上、春の庭の【緑】の紹介でした。
まだまだ成長を控えている植物たちがたくさんいます。
今後が楽しみです。
【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

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