タイム4品種の育て方と成長記録(鉢植え)|虫がつきにくい植物図鑑21

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タイム4品種の育て方と成長記録(鉢植え)|虫がつきにくい植物図鑑21 虫がつきにくい植物
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タイム 基本情報

基本情報

シソ科ジャコウソウ属
分類: 草花(ハーブ)
草丈: ~30cm程(品種による)
別名: たちじゃこうそう
耐寒性: やや強い
耐暑性: やや強い
植え付け: 春・秋
花期: 4~6月、9月
花言葉: 「勇気」等
病害虫: 特になし

アンの庭虫記録

特に目立った被害はありません。

*【アンの庭虫記録】の記載について

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タイム4品種 育て方

アンの庭では、タイム4品種 をすべて【鉢植え】で育てました。

栽培ポイント ~コンテナ~
・日当たり良く
・水はけの良い土
・風通し良く
・乾燥を好む
・多湿に注意
・土の表面が完全に乾いてから水やり
・肥料:追肥は控えめに(多肥だと香りが弱くなる)
・剪定:こまめに切り戻す、花後は株元でバッサリと
・増やし方: 挿し木、株分け
アンの観察メモ ~コンテナ~
・立性の「ファウスティノイ」
・ほふく性の「タボール、ドーンバレー、スパークリングブライト」
全4品種をハーブ棚で育てた。丈夫で生育も良く育てやすい。
※「タボール」は冬を、「ドーンバレー」は夏を越せなかった。

*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。

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タイム3品種 成長記録

ハーブの相性

オレガノと同様、タイムもハーブ棚で育てています。

ハーブを選ぶ際に気をつけたのは、やはり害虫のつきにくさ共に植えるハーブの相性です。

種類の多いハーブですが、全般に害虫に強いイメージがありました。
しかし、調べてみると害虫のつきやすそうなハーブもちらほら。

また、乾燥を好むものもあれば湿り気を好むものもあります。

これらを踏まえ、ハーブ棚での管理をしやすくする為に、害虫のつきにくく相性の良いハーブを組み合わせて育てることにしました。

そこで、選んだのがオレガノとタイムでした。

どちらも害虫に強く乾燥を好み多湿を嫌う性質を持ちます。

ハーブ棚

ハーブ棚で育てたタイムは、

「ファウスティノイ、タボール、ドーンバレー、スパークリングブライト」の4品種です。

ちなみにオレガノ同様、まずは一通りそれぞれの成長の様子を観察したい為、観賞用として育てています。

一つずつその成長記録を見ていきましょう。

タイム‘ファウスティノイ’

植え付けは秋。

ファウスティノイは立性のタイムです。

ハーブ棚二段目の割と狭いスペースに植えつけました。

2021.11 植え付け(ファウスティノイ)

冬ということもあり、植え付けから二か月経っても成長度合いは変わりません。

色は少しくすんでいます。

寒さには強いようです。

2022.1

何事もなく冬越し。

暖かくなってきた頃、きれいな緑色を取り戻し成長が始まりました。

2022.3

4月には白い小花を咲かせました。

花付きも良く、可愛らしいお花です。

2022.4下旬 開花

花後もモサモサと茂っていきます。

狭いハーブ棚から飛び出ている様は、とても立派で見ごたえがあります。

2022.6

しかし、高温多湿を嫌うタイム。

迫りくる梅雨や猛暑に備えなければなりません。

そこで、ばっさり切って株元を涼しげにしました。

2022.6 剪定後

成長が早いので、注意して見守ります。

タイム‘タボール’

タボールはほふく性のタイムです。

ファウスティノイと同時に隣同士に植えつけました。

2021.11 植え付け(タボール)

冬。

寒さに強いとの事ですが、ちょっと元気がなくなっています。

2022.1

どんどんだめになり、しまいには地上部はなくなってしまいました。

ただ、春の芽吹きに期待して根っこはそのままに。

2022.2

しかし期待も空しく、二段目の右側にあったタボールは、その後春を迎えても芽吹くことなく終わってしまいました。

2022.4

品種の性質なのか環境の問題なのか、ファウスティノイとは違い、タボール寒さや霜に打ち勝つ事ができませんでした。

そして、このタボールの後に入ったのがドーンバレーです。

タイム‘ドーンバレー’

ドーンバレーは春に植えつけました。

タボールと同様、ほふく性のタイムです。

植えつけ時は、ややライム色の強い明るい色味をしていました。

2022.4 植え付け(ドーンバレー)

細かい葉が密に広がっていきます。

2022.6下旬

色は植え付け時とは異なり、深みが増してきました。

生育旺盛です。

隣のファウスティノイと被らないよう気にしつつ見守ります。

 

梅雨に入る前に、短くカット。

2022.6 剪定後

べろーんと一枚の布のようになっていたのでとても剪定しやすかったです。

無事に高温多湿の夏を越えられるでしょうか。

ドーンバレーは、草の細かさや広がり方を見ると、グランドカバーとして良いかもしれないなと思いました。

が、しかし。

9月に入ると、ハーブ棚全体に異変が。

2022.9 枯れる

基本的に高温多湿に弱いものばかりだからか、枯れ込むものが多発!

ドーンバレーはそのまま枯れてしまいました。
(ちなみにその他の植物はほとんどがその後復活しました)

【枯れ込みが激しいハーブ棚の様子はこちら↓↓】

【恐ろしい残暑】ハーブ全滅予報|庭記録vol.20
香り高いはずのハーブが全滅寸前。その理由とは?

ドーンバレーの後に入ったのは、スパークリングブライトです。

2022.11 ‘スパークリングブライト’植え付け

 

タイム‘スパークリングブライト’

スパークリングブライトは、斑入りのほふく性のタイムです。

植え付けは、秋。

2022.11

さて、この子は冬を越せるのでしょうか。

本格的な冬になると、葉がピンク味を帯びてきました。

2022.12

斑入りの葉に差すピンクがかわいらしいです。

2023.1

年明けの頃には、全体が色鮮やかなピンク紫色に。とても美しいです。

【参考記事】

夏越しできなかった庭の植物たち【ハーブ・多年草・庭木】【猛暑・害虫被害】|庭記録vol.21
猛暑と害虫被害で失った植物たち…その原因と次に活かす反省点を正直にまとめました。
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【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】

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