タイム
基本情報
分類: 草花(ハーブ)
草丈: ~30cm程(品種による)
別名: たちじゃこうそう
耐寒性: やや強い
耐暑性: やや強い
植え付け: 春・秋
花期: 4~6月、9月
花言葉: 「勇気」等
病害虫: 特になし
アンの庭虫記録
特に目立った被害はありません。
育て方メモ
アンの庭では、タイム3品種 をすべて【コンテナ】で育てました。
*植物の「基本情報」や「栽培ポイント」は、主にインターネットや苗・種等の販売元(園芸店やホームセンター等)のタグやホームページからの情報、また実際の成長記録を参考に記載しています。
タイム3品種 成長記録
ハーブの相性
オレガノと同様、タイムもハーブ棚で育てています。
この時、ハーブを選ぶ際に気をつけたのは、やはり害虫のつきにくさと共に植えるハーブの相性です。
種類の多いハーブですが、全般に害虫に強いイメージがありました。しかし、調べてみると害虫のつきやすそうなハーブもちらほら。また、乾燥を好むものもあれば湿り気を好むものもあります。これらを踏まえ、ハーブ棚での管理をしやすくする為に害虫のつきにくい相性の良いハーブを組み合わせて育てることにしました。
そこで、選んだのがオレガノとタイムでした。どちらも害虫に強く、乾燥を好み、多湿を嫌う性質を持ちます。
ハーブ棚で育てたタイムは、‘ファウスティノイ’、‘タボール’、‘ドーンバレー’、‘スパークリングブライト’の4品種です。
ちなみにオレガノ同様、まずは一通りそれぞれの成長の様子を観察したい為、観賞用として育てています。
一つずつその成長記録を見ていきましょう。
タイム‘ファウスティノイ’
植え付けは秋。‘ファウスティノイ’は立性のタイムです。
ハーブ棚二段目の割と狭いスペースに植えつけました。
冬ということもあり、植え付けから二か月経っても成長度合いは変わりません。色は少しくすんでいます。
寒さには強いようです。
何事もなく冬越し。暖かくなってきた頃、きれいな緑色を取り戻し成長が始まりました。
4月には白い小花を咲かせました。花付きも良く、可愛らしいお花です。
花後もモサモサと茂っていきます。狭いハーブ棚から飛び出ている様は、とても立派で見ごたえがあります。しかし、高温多湿を嫌うタイム。迫りくる梅雨や猛暑に備えなければなりません。
ばっさり切って株元を涼しげにしました。成長が早いので、注意して見守ります。
タイム‘タボール’
‘タボール’はほふく性のタイムです。‘ファウスティノイ’と同時に隣同士に植えつけました。
冬。寒さに強いとの事ですが、ちょっと元気がなくなっています。
どんどんだめになり、しまいには地上部はなくなってしまいました。
ただ、春の芽吹きに期待して根っこはそのままに。
二段目の右側にあった‘タボール’は、その後春を迎えても芽吹くことなく終わってしましました。
品種の性質なのか環境の問題なのか、‘ファウスティノイ’とは違い、‘タボール’寒さや霜に打ち勝つ事ができませんでした。
そして、この‘タボール’の後に入ったのが次の‘ドーンバレー’す。
タイム‘ドーンバレー’
‘ドーンバレー’は春に植えつけました。‘タボール’と同様、ほふく性のタイムです。
植えつけ時はややライム色の強い明るい色味をしています。
細かい葉が密に広がっていきます。色は植え付け時とは異なり、深みが増してきました。
生育旺盛です。隣の‘ファウスティノイ’と被らないよう気にしつつ見守ります。
梅雨に入る前に、短くカット。べろーんと一枚の布のようになっていたのでとても剪定しやすかったです。無事に高温多湿の夏を越えられるでしょうか。
‘ドーンバレー’は、草の細かさや広がり方を見るとグランドカバーとして良いかもしれないなと思いました。
が、しかし。
9月に入ると、ハーブ棚全体に異変が。
基本的に高温多湿に弱いものばかりだからか、枯れ込むものが多発!
‘ドーンバレー’はそのまま枯れてしまいました。(ちなみにその他の植物はほとんどがその後復活しました)
‘ドーンバレー’の後に入ったのは、タイム‘スパークリングブライト’です。
タイム‘スパークリングブライト’
タイム‘スパークリングブライト’は、斑入りのほふく性のタイムです。
さて、この子は冬を越せるのか。。。
本格的な冬になると、葉がピンク味を帯びてきました。斑入りの葉に差すピンクがかわいらしいです。
年明けの頃には、全体が色鮮やかなピンク紫色に。とても美しいです。
【参考記事↓↓】
【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】
SNS→Instagramのお花のギャラリーも是非ご覧ください!
コメント