夏越しって難しい
今年の夏もじめじめとした猛暑が続きました。
高温多湿を苦手とする植物達の一部は枯れてしまい、また害虫の被害の方は比較的少なかったものの、「ここは大丈夫!」と油断しニームの予防を怠った辺りがコガネムシの幼虫の被害にあってしまいました。
個人的にも入退院を繰り返した夏。私自身、庭の管理が満足にできなかったことも原因の一つです。
この夏は反省点が多く残りました。大切に育てた植物が枯れるのはとても悲しいですね。
ハーブ類
以前、ハーブ全滅予報という記事でも触れたハーブ棚の植物達。春から青々として元気だったのに、9月に入ると一気に弱り始めました。何とか復活しそうなものもありますが、完全にダメになってしまったものも。
その枯れてしまったハーブがこちら。オレガノとタイムです。
オレガノ‘ゴールド’
最初に怪しかったのは、このオレガノ‘ゴールド’でした。
春先には輝くようなライムグリーンで美しかったのですが、、、
6月の梅雨の季節あたりから見た目に少し元気がなくなり、、、
結果的にハーブ棚のどの植物よりも早く枯れてしまいました。
オレガノの情報・成長記録はこちら↓↓↓
参考記事↓↓↓
タイム‘ドーンバレー’
このタイムは、春に植え付けたものです。
ほふく性のタイムで優しい色味の緑をしています。梅雨の時期にハーブ棚全体の切り戻しをし、その後も問題なく育っていました。
その後も成長を続け、真夏でも元気でした。それなのに、、、
9月に入るや否や、あっという間に枯れてしまいました。
気候の変化についていけなかったのか、管理が悪かったのか、、、。害虫も付かず、色もきれいだったので、地植えのグランドカバーにもいいなと思っていた矢先でした。
もしや地植えだったら枯れなかったのか……(!?)と思うところもあるので、またグランドカバーとしての挑戦も考えています。
タイムの情報・成長記録はこちら↓↓↓
ハーブ棚見守り組
その他のハーブ棚の植物達も上記のオレガノやタイム同様ほとんど枯れていましたが、よく見ると株元から新たな芽が!このまま復活してくれることを願い、見守ります。
花オレガノ‘ブリストルクロス’の情報・成長記録はこちら↓↓↓
花オレガノ‘ケントビューティ’の情報・成長記録はこちら↓↓↓
もみじ葉ゼラニウム
アンの庭では、以前より小さめに育てていた鉢植えのもみじ葉ゼラニウム。
怪しかった冬を無事に越し、きれいな葉と花を咲かせてくれていました。
株が弱らないように、花後の切り戻しも丁寧に行ったつもりでいましたが、、、
どんどん枯れていきます。
復活を願って様子を見ていましたが、高温多湿の夏を越すことはできず、ついに絶えてしまいました。
木質化状態の中、長い間ずっと踏ん張ってくれていました。残念ですが、とても心に残る植物でした。
もみじ葉ゼラニウムの情報・成長記録はこちら↓↓↓
ダイアンサス’スーティブラック’(多年草)
この花は、これからガーデニングを頑張るぞと意気込んでいる時に親が買ってくれたもので、個人的に色々と思い入れ深いお花です。
鉢植えから地植えに、その間何度も枯れながら復活を見せてくれていました。
この6月が今までで一番きれいに咲かせてくれました。
だんだんと弱っていくのがわかります。
周りに植えていたいくつかのナデシコ(ダイアンサス)も一気に地上部が枯れ、その後復活してくれましたが、このスーティブラックだけはそのまま枯れてしまいました。いつもはここから復活を見せてくれるのですが、、、残念です。
ダイアンサス“スーティブラック”の育て方・成長記録はこちら↓↓
アキレア(多年草)
この春、庭に彩りを与えてくれていた西洋ノコギリソウのアキレア。
ピンク色のピンクグレープフルーツ、アプリコット色のピーチセダクション、赤色のレッドベルベットです。
本当に可愛くて5~6月上旬まできれいに咲いてくれました。
しかし、その後7月になると、ピーチセダクションとレッドベルベットの2株が急に枯れ込み消失してしまいました。
宿根草はやっぱり夏に弱いのか……残念に思う中、、、
残りの1株、ピンクグレープフルーツが9月に再び花を咲かせてくれたのでホッとしました。
しかし、そんな思いも束の間、これもまたすぐに枯れてしまいました。
そして、枯れた葉たちを抜いたところ。。。
出ました。出てしまいました。
まさかのコガネムシの幼虫が数匹。。。これはショック!
アキレアは害虫にも強く、てんとう虫などの益虫を呼び寄せます。そんな油断がいけなかったのか、私は害虫予防としてやっていたニームスプレーやニームケーキをここにはやってこなかったのです。
防げたかもしれないと思うと落ち込みます。
アキレアはこの夏、アンの庭で唯一害虫の被害で枯れてしまった植物です。
アキレアの情報・成長記録はこちら↓↓↓
スズランノキ(庭木)
スズランノキは、病害虫に強く、剪定もあまり必要としないのが特徴的の庭木です。
私は3月に植木鉢に植え付けました。
4月にはベル状のかわいいお花を咲かせてくれました。
害虫も特に付かず、たまにハキリバチが巣作りのために葉っぱを切り取って持っていくくらいでした。
何の問題もなく順調に育っていましたが、気温が高くなるにつれ次第に葉に元気がなくなり、、、
20日後にはこのような姿に( ;;)
スズランノキの耐暑性に関し調べたところ、「強い」と「やや弱い」の両方の記載を見つけました。夏場の水やり問題もさることながら、その置き場も直射日光ががんがんに当たる場所だったので、アンの庭の環境下では夏場は半日蔭での管理が良かったのかもしれません。
参考記事↓↓
【害虫のつきにくい植物の育て方・成長記録まとめ記事】
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